2021/05/21 08:30

自転車を始めたその日から、常にその可能性に悩まされます。

そう、パンクです。

もちろんパンクをさせないことが重要で、多くは十分な空気圧の維持管理と不安定な路面を通らないことで避けることができるのですが、運悪くパンクしてしまうことは残念ながらあるのです。

フレームからホイールを外し、タイヤレバーでタイヤビードを起こしてチューブを取り出す。
穴の開いた位置を探して、パッチ処理を行うかチューブ交換、そしてタイヤの空気を入れなければいけないわけです。

しかも屋外で・・・。

晴れた日ならまだしも、晴れでもとんでもなく気温が高い日もあります。
雨が降っていたり、とてつもなく寒い日。

なにが憂鬱かと言えば、空気を入れるためのポンピング程つらいものはありませんね。

確かに最近の携帯ポンプは良く入ります。
小さいものでも、100psiまでラクラク。!
なんて触れ込みのものもあり、決してウソではありません。

が・・・。

やっぱり、1回のポンピングで得られる流量は、たかが知れているのです。
そう、ポンプ本体が小さい程、200回はポンピングしないと十分な圧力を得られないものもあるのです。
ましてや、タイヤ幅の細いロードならともかくマウンテンバイクともなると、よりたくさんの空気が必要になります。

確かに圧力は上がります
そこまでに至るは、回数しかないのです。

泣きますよ、普通に・・・。

そこでこれ、CO2インフレーターの出番です。

CO2、つまり二酸化炭素です。
二酸化炭素は気体だと炭酸ガス、個体だとドライアイスとも呼ばれ、最近ではCO2ボンベを使って水に溶かして炭酸水を作る装置が世の中で売れていると。

話がそれましたが、この炭酸ガスを使ってタイヤに空気を入れましょうという事です。
こいつを使えば、強い圧力でぶしゅーっとエアを瞬間的に入れてくれるのでとってもラク。
これで、滝汗にも筋肉痛にもならずに済みます。

注意点としては、原則1本使い切りなので、せこく使ってとっておこうというのはできません。
16gと25gのボンベが存在しますが、16gで大体700×23-25cが100psi前後入ります。
最初は、使い方にちょっとコツが必要なので、事前に練習しておいた方がいいかも知れません。

が、これがあれば、無駄な体力を使う必要がなくなりますので、おススメします。

使った後は、ボンベの補充もお忘れなく。